C.E〜C次元・Entertainment〜

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【行ってみる&考えてみる】怖い絵展・感想と激混み対策はあるのか!?

絵画というモノを観に行った事は今までなかった。

 

そんな中、非常に気になる絵画展がある。

上野の森美術館で絶賛開催中の【怖い絵展】である。

 

絵をただ観るという視点ではなく、その裏にある

【恐怖】を考えながら観る面白いコンセプトのイベント。

 

今週木曜日の午後、ついに行ってきました。

 

今回は、まず、僕の感想。

 

そして、後半では、SNSでも話題になっている

激混み対策に関して、行った人間なり

の考えを書いてみたいと思います。

 

僕が館内に入場したのは、13時45分頃。

 

入ると、音声ガイドを借りれる場所がある。

 

これは、女優の吉田羊さんが特定の絵に対して

解説をしてくれるモノである。著者の中野京子さん

の特典コメントも聴けたりする。

 

首からボタンの付いた機器をぶら下げ、

ヘッドフォンを装着する。

 

特定の絵の前に来たら、そのボタンを押すと

音声ガイドが流れる仕組みになっている。

 

HPを見てもらえば分かるが、この怖い絵展は

1章〜6章までコンセプト別に分かれており、

それぞれに違った恐怖がある。

 

印象に残った絵ランキングベスト3を行いたいと思います。

全ての絵を解説は出来ないし、覚えてないw

 

3位【ビール街とジン横丁】

 

結構有名な作品である。

 

これは、片方はビールを飲む富裕層、片方はジンを飲んでいる民衆

を描いて、一見、何が怖いんだと思うのだが、ここで描かれている

のは【貧困・格差】という恐怖である。

 

ビールが高価な時代。

金持ちは優雅に酒を飲み、楽しんでいる。

 

しかし、ジンを飲んでいる方は梅毒に犯された女性が

子供を転落死させたり、反ジン運動をしている男性が

激やせしていたり、不景気で儲からない床屋の主人は

首を吊って自殺をしている。

 

ビールを飲めない貧困層は安いジンを飲む。

ジンは酔いが回りやすい。

 

なんか、今の時代で言えばホッピーみたいにも感じるがw

 

この作品は並んで飾られているが、僕はこれを見た時、

昔の絵というより、今の現代社会を見ている様だった。

 

アベノミクスと言いながら、結局は一部の富裕層と

大企業が儲かり、働いている人はワーキング・プア、

ブラック企業など、理不尽な事を押し付けられている。

 

まさに今の日本はこのジン横丁だ。

 

2位【切り裂きジャックの寝室】

 

有名な切り裂きジャックの絵である。

猟奇殺人犯の先駆けという存在だろうか。

 

この絵は切り裂きジャックの寝室が描かれている。

最初、絵自体の色のテイストが暗いので、どこに人が

いるのか??と探してしまったが、人自体が描かれてない事に

気付くw

 

ただの部屋が描かれているが、なんか、不気味なのである。

 

切り裂きジャックは結局、捕まらず、一体誰が犯人なのか??

という結論で終わってしまった。

 

しかし、この絵を描いた画家自身が切り裂きジャックなんじゃないか??

と言われている。

 

確かに本人じゃないと描けない様な妙なリアリティーがあった。

 

真実は闇の中、観る側にどう思う?と問いかけてくる作品。

人によってその意見は様々だろう。

 

答えを言わずに観ている側に託す。

そういう作品、僕は大好きなんです。

 

果たして、切り裂きジャックは誰だったのか??

 

1位【レディ・ジェーン・グレイの処刑】

 

この怖い絵展のメイン作品。

ロックフェスで言えば、B`z、桑田佳祐レベルの絵である。

 

多分、来る人の90%以上はこれを目当てに来ているはず。

ミーハーなワタクシも勿論、これを何としても観たいという気持ちから

上野に向かったわけである。

 

6章コーナーの一番最後に飾られている。

約3mはあるだろう巨大なその絵を見た時、しばらく動けなくなった。

 

他の作品をまず観て、このレディ・ジェーン・グレイの処刑を

目の前で見る。

 

遠くから離れて、見る。

 

人間は色々な感情を持っているが、美しさ、悲しさ、絶望、理不尽な事に

対する怒り、全ての感情が渦巻き、言葉で解説する事など出来ない作品

だった。

 

本当に凄い作品というのはジャンル問わず、解説やウンチクなんか

不要なのである。

 

どうして。

 

そんな言葉か書かれていたが、それに対しての答えは出ない。

ロンドン・ナショナル・ギャラリーにはこの絵を観に年間600万人が観に

来るという。分かる気がする。

 

これを生で観れた事は運がいいとしか良い様がない。

 

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どうして。どうして。

 

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さて、ここからは後1週間になった【怖い絵展】に行った場合の対策に

ついて考えてみたい。

 

しかし、連日、とてつもない人である。土日は最高3時間半待ち、

平日でも80分〜90分は当たり前みたいな感じである。入場列で

このレベルは前代未聞じゃないかなと思う。

 

僕個人の思想も入ってしまうかも知れないが、この1週間で寒空の下

怖い絵展に行く人の何かしらの参考になってくれたら嬉しい。

 

まず、この怖い絵展、行列対策は皆さんも練っていると

思うが、簡単に3つに分類すると

 

①開館前、早朝から並び入る

 

②閉館前、入場してダッシュで作品を観る

 

③行く事自体を諦める

 

になると思う。

 

①のメリットは早く行けば、作品を順番に目の前で観れるという事だ。

が、これは誰もがやっており、開館9時前の7時〜8時あたりには平日で

50人以上、土日に関しては1000人というマジか!という人が並んでいる。

始発で向かっても既に人がいるかも知れない。そして何より、冬真っ只中

である。とてもじゃないが、そんな中で並ぶなんて苦行である。

僕も最初は始発で向かえばと思っていた。しかし、起きれなかったw

 

②に関しては行った方がツイートしてたけど、これは結構アリかもなと

思った。平日に限るが最終受付が19時半でその1時間前ぐらいの18時半

あたりは特に良い様な気がする。確かに全てをじっくり観るのは難しいと

思う。僕は全ての絵を観たが、館内の混雑もあり、出口に出てきた時は

2時間半が経っていた。しかも、そうとう疲れきってしまった。

なら、メインの作品をダッシュで観て回り、残りは最初に戻り

(館内の行き来は自由である)観ていけば、1時間半あれば大丈夫だろう。

人も少ないだろうし、絵自体をゆっくり観れそうだ。仕事帰りの息抜き

にも良さそう。

 

③はある意味、キッパリしていて気持ち良いが、僕としては少しでも

行きたいという気持ちがあるなら、行って欲しいと思う。特にレディ・

ジェーン・グレイの処刑は普通、ロンドンじゃないと観れないわけである。

それを上野で観れるチャンスが今後あるかは分からない。この作品は

本当に凄いので。ただ、あまりの混雑ぶりにこうなるのも仕方ないよなと

は思う。

 

で、行ったからこそ分かるが、

音声ガイドは絶対に借りた方が良い。

 

550円別途かかるし、並ぶし、面倒な気持ちもあると思うが、

これ、あるとないとじゃ、全く違うと思う。

 

現に僕が行った時に近くにいた女の子は

『音声ガイド、借りれば良かった』と友達と話していた。

 

これ、吉田羊さんのナレーションが素晴らしいのである。

 

作品を邪魔せず、凄く聞き取りやすい解説。女優としては

三谷幸喜さんの東京サンシャイン・ボーイズの復活公演

『リターンズ』あたりから彼女の事は知っているが、こんな

才能もあったのかと驚いた。

 

後は、何故、怖い絵という視点で描いたのか??

という中野京子さんの裏話も聴けたり、絵によってはBGMも

付いてるので、より一層、その世界観に浸れる。

 

面倒かも知れないが、音声ガイドは借りて欲しい。

 

あと、もうひとつ、これは上野の森美術館の担当の方に直接

聞いたのだが、音声ガイドは早朝から並んでいる人がどんどん

借りていくので、もし、借りるなら平日の13時〜14時あたりが

ほとんど並ばずに即借りれるとの事だった。

 

僕も音声ガイドを借りる為に並んだが、多分2分〜3分ぐらい

だと思う。夜の時間帯もそこまで並ばないと思う。

 

で、これは最重要だが、

土日には絶対に行かない方が良い。

 

行くなら絶対に平日である。

土日に行くとなると、入場列3時間半、中も大混雑で

多分、全部観たら3時間以上はかかるだろう。約7時間。

 

そこまで休みの日に使うなら、行かない方が良い気もする。

並ぶのが好き、並んでいる間に仕事が出来る、本が読める、

並ぶのは某テーマパークで慣れている人は行けばいいと思うが

基本は全くオススメしない。

 

正直、絵を観るどころではないと思う。人を観に行く様なもんだ。

 

有給が有る人は有給を、それでも休めない、でもどうしても行きたい!

という場合はバックれてしまえばいい。

 

『すいません、今日は体調が悪いので休ませて下さい』

と電話かメールかLINEをすればいいのだ。

 

会社や学校を1日ぐらい休んだって何事もなく世の中は回り続ける。

会社や学校に行くのと、ロンドンでしか観れない作品を観るのと

どっちが【価値】があるだろう??

 

これは切実に思います。

フリーランス系の仕事はこういう時、融通が聞くので

有り難いと思う。

 

なので、まとめると、閉館1時間半前〜1時間15分前の平日に入館。

音声ガイドを借りて、先に観たいモノを観る。その後に最初に戻り

他の作品を観る。これかなと思う。後は、会社や学校をバックれて

夕方あたりを狙うとか。

 

正直、小さい絵や歴史的背景が難解な作品は観てもよく分からないw

 

平日の火曜、木曜あたりがオススメかなぁ。

月曜は美容関係が休みの所が多いので、そっち系の人が多そう。

水曜は結構休みの店や会社って多いのである。

 

長くなってしまったが、怖い絵展、たまには絵を観るのも良いと思った。

 

②を試しにもう一度、来週行ってみようか。

書いていながら、そんな事を思った。

 

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